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・英国のLD対策:Dyslexiaとは何なのかわからなかったのでインターネットで調べたところ日本語では何も出てきません。アメリカ、イギリスのページを見ると目からうろこが取れるように息子の言動で不思議に思っていたことが全てはっきりと分かるようになりました。
イギリスではかれこれ30年も前からLDの症状の中でも勉学に特に関係する読み書き計算が通常の教授方法ではなかなか身に付かない子供達の為に教育の各レベルで対応がなされています。
幼児期:早期に対応することで大きくなってからの困難が少なくなるとの考え方から親、医師、保母などがdyslexiaの症状を知り、対応を考えられるような理解の普及。
初等教育:入学時に出来るだけdyslexiaの子を検出する。始めに毎日一時間ずつ特別な指導を続ければ、高学年、中学に行ってからは週一時間ほどの補習で十分通常の授業について行けるようになる。又この時期にdyslexiaの子を放っておくと学校が罰せられる規定もあるそうです。
中等教育:初等教育できちんと補習を受けていれば週1回の補習で十分通常の授業について行けるようになる。私立校の案内をインターネットで検索するとdyslexiaに対する各校の対応が明記されている。6段階有り、dyslexia専門の学校、dyslexia専門のクラスが有る、dyslexiaユニットが有る、dyslexia用の授業が有る、dyslexia用の課外授業が有る、dyslexiaに対して心情的なサポートをするとなっています。息子は今週1回dyslexia用の個人レッスンを受けています。
多くの学校でdyslexiaの子を教えることの出来る専任の先生がいます。又試験の時に読み書き計算がハンディにならないよう、インタービュー(口頭試問)、テープによる試験、スペルや文法の間違えを減点対象にしない、時間延長など数々の配慮がなされています。
大学:ケンブリッジでも学生の10%はdyslexiaであると言われています。人口比そのままです。
反面、小さいうちにきちんとした対応をしないと、LDのようにフラストレーションに弱いデリケートな子達は思春期に二次障害を持つことが多いのです。不登校、引きこもり、家庭内暴力、非行、拒食症などです。特に親が普通にしなさい、どうしてこんなことが出来ないの、本当に愚図なんだからと尊厳を傷つけた時になりやすいようです。もしかしたら現在の学校で起きている諸問題を理解するカギがあるかもしれません。
少子化を迎え国力の衰えを巻き返す方法として能力のあるLD達にぜひ彼らの能力にあった教育の機会を与えたいと思います。
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