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ノコギリヤシは学名「セレノア・レペンス」という北米原産のヤシ科シュロ属の低木植物で、北アメリカ大陸の南部に分布しています。 ノコギリヤシには前立腺の機能を正常に保つための‘何か’が存在すると注目され、研究が進められてきました。そして、ついにフランスの医師による臨床試験の結果、解明されました。 ノコギリヤシはフランスやドイツでは医薬品として高い評価を得ています。 男性は年齢とともに、膀胱のすぐ下に位置する前立腺が男性ホルモンの影響を受けて肥大化してきます。この結果、トイレが近い、小便のキレが悪いなどの現象がでてきますが、こうなると、りっぱな前立腺肥大症ということになります。 男性には男性らしくする「テストステロン」というホルモンがありますが、このホルモンは年齢とともに減少してきます。ところが‘男性’は生殖能力を維持するために必死になってテストステロンを前立腺に取り込もうとします。無理矢理取り込まれたテストステロンは「5αリゼクターゼ」という酵素によって、「ジヒドロテストステロン」という物質に変えられ、その物質が細胞の蛋白質と結合して前立腺を大きくしてしまいます。これが前立腺肥大になるメカニズムです。 ノコギリヤシの果実には「オクタコサノール」、「ステロールの脂溶性成分」が含まれています。これらの成分が@酵素5αリゼクターゼの抑制、Aジヒドロテストステロン結合の拮抗作用などの作用があります。更に、ノコギリヤシの有効成分を解明すべく研究が続けられています。 ◇前立腺肥大 |